歯髄(歯の神経)を残せるか否かの判断

初診診査の重要性

歯髄(歯の神経)を除去した歯は、むし歯菌の進入やむし歯の進行などを感知できなくなり、ダメージを受けやすい、脆い歯となってしまいます。それだけに、歯科医療に対する意識が高い欧米諸国では、歯の神経を取るか否かについては、家族会議をしてから決定するほど重要視されています。

歯科医院側としては、神経が残せるか否かに関して、残した場合のリスク、除去した場合のリスクなどを正確に判断することが重要です。

患部を的確に特定することも重要

患部を的確に特定患者さまから主訴を伺っただけでは、本当に治療が必要な歯を特定できないケースもあります。その理由として、歯の神経の炎症が深部にまで達しているケースでは、痛みの原因となっている歯ではなく、その隣の歯や反対側の歯に痛みを感じることもよくあるからです。

痛みの原因となっている場所とは別のところで痛みを感じることを「関連痛(かんれんつう)」と言います。かき氷やアイスクリームを食べたとき、こめかみにキーンとした痛みが走るのも関連痛の1つです。

痛みは電気信号として神経を通って脳に伝わるのですが、神経は複雑に枝分かれしています。そのため、同じ神経束から伝わっている場合や、隣接する神経束の集まった部分を電気信号が通った場合などに脳が勘違いをし、ある部位の痛みを別の部位の痛みとして感じてしまうことで関連痛が発生します。

視診やレントゲン検査などで、明らかなむし歯が確認できない場合や、痛みの原因となりそうなサインが見当たらない場合など、それだけでは「どの歯が痛みの元であるのか」をピンポイントで突き止められない場合もあるのです。その場合は、顎顔面痛(顎の関節や、筋肉、神経が原因で生じる痛み)の可能性もあり、そちらとの鑑別診断も考える必要があります。

さまざまな診査で誤診を防ぐ

さまざまな診査多くの歯科医院では、患者さまの痛みの訴えとレントゲン検査のみで治療に着手してしまうケースが珍しくないようです。ですが、根管治療は「大切な歯の神経を除去するか否か」の瀬戸際でもあります。神経が残せる歯や、関連痛によって原因とは異なる歯に根管治療を行ってしまうようなことは、絶対にあってはなりません。

万が一にもそのような誤診を招かず「本当に患者さまのためになる治療」を行うためにも、当院では、丁寧で確実な初診診査を行っています。

当院で行っている初診診査
1. 問診
2. 視診
3. 神経の検査
4. 根尖周囲組織の検査
5. 歯周ポケット検査
6. レントゲン検査

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